マンション防災 03 停電=断水―防災ブログ「みのるの備え日記」Blogger
マンション防災 03 停電=断水―防災ブログ「みのるの備え日記」Blogger
結論:マンションは“停電=断水”になりやすい。給水方式と最低電源が要点。
マンションの水は「水道が来ている=蛇口が出る」とは限りません。多くの建物では受水槽や給水ポンプ、加圧装置などを通して各戸へ送水しており、停電するとポンプが止まって断水になるケースがあるためです。東京都の「東京とどまるマンション」でも、停電時に水の供給やエレベーターの運転に必要な最小限の電源確保、マニュアル・訓練・備蓄といった取組を促しています。裏返すと、停電で「水」と「移動」が止まりやすいのが、マンション防災の典型ということです。まずは“自分の建物の方式”を知ることから始めましょう。
なぜ重要?
水は飲むだけではありません。トイレ、手洗い、清拭、調理、体調管理…生活の基盤そのものです。断水が長引くと、衛生悪化とストレスで在宅避難が破綻しやすくなります。さらに上層階ほど運搬が重く、エレベーター停止とセットで難易度が跳ね上がる。だから「停電したらどうなるか」を前提に、給水の見通しと優先順位を決めておくことが、生活継続力を直撃します。
チェック3つ
① 給水方式を確認する(管理会社に聞く/設備図面を見る)。受水槽方式か直結か、ポンプが必要か。説明を1枚にまとめて掲示・共有すると全員が迷いません。
② 最低電源で何を動かすか優先順位を決める。「水(給水ポンプ)」を優先するのか、「EV」を優先するのか、同時か交互か。電源容量は有限なので“欲張らない設計”が大事です。
③ 飲料水と生活用水を分けて備える。飲料水は家庭備蓄で確保し、生活用水は配布・取り出し方法(受水槽から直接取り出す等)と配分ルールを決めておく。配れる仕組みがないと“備蓄があっても使えない”になります。
よくある誤解
「発電機があれば全部動く」→容量・燃料・運転できる人が揃って初めて機能します。優先順位がないと、結局どれも動かせません。
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出典
東京とどまるマンション(登録要件:非常用電源、マニュアル、訓練、備蓄)
非常用電源事業概要(要件:防災マニュアル、年1回以上の訓練、3日分程度の備蓄等)
マンション防災記事一覧
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