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マンション防災 05 安否確認―「みのるの備え日記」Blogger

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マンション防災 05 安否確認―「みのるの備え日記」Blogger 結論:安否確認は“善意”で回さない。名簿とルールが先。 災害直後の安否確認は、やる気や善意だけでは回りません。誰が被災するか分からず、通信も不安定で、確認の手が足りなくなるからです。福岡市のマンション防災テキストでも、安否確認の方法はマンションの規模やつながりで異なるため、各マンションで“最も適した方法”を話し合っておくこと、連絡リストを作るなら目的を明確にし情報流出防止に注意することが整理されています。つまり、安否確認は「名簿(情報)+ルール(運用)」が揃って初めて機能する仕事です。 なぜ重要? 確認が遅れるほど、要救助者の発見が遅れます。特に、閉じ込め・転倒・病気の悪化などは“早い声かけ”で救える可能性が上がる。逆に、全員がバラバラに動くと、確認の重複や見落としが起きる。安否確認のゴールは「全員の無事を証明する」ではなく、「助けが必要な人を早く拾い上げる」こと。ここを共有すると、ルールが作りやすくなります。 チェック3つ ① 方法を1つに絞る(例:玄関ドア表示、集合、掲示板報告、メッセージ)。複数併用は混乱しやすいので“主方式”を決める。 ② 管理者(担当)を決める(理事会/防災委員会)。ただし災害は担当者も被災するので、誰でも回せる簡易手順にしておく。 ③ “不在/応答なし”の扱いを決める(何分後に再訪、誰が同行、管理会社へ連絡する線引き)。曖昧だと「踏み込み過ぎ」と「放置」の両方で揉めます。 よくある誤解 「管理会社が全部やってくれる」→最初の安否確認は住民側が動く前提になりやすい。管理会社は建物・設備対応が優先になるためです。 香川県のマンション管理組合・防火(防災)管理者のみなさまへ マンションの防火防災は「何をやるか」より、 **どう回すか(掲示・ルール・訓練の段取り)**で止まりがちです。 【対応メニュー】 ※無料相談:状況確認・方向性の提案(オンライン/短時間) ※有料支援:訓練設計/掲示テンプレ整備/現地派遣サポート ※費用は規模・内容により見積(まず状況確認から) 【注意】 ※空き時間対応のため、急ぎ案件は難しいです(笑)ご了承ください。 ※実施に必要な届出・手続き等は管理側の責任の範囲で、必要に応じて一緒に確認します。 🧾 相談・依頼:お問い合わせ(面談・見積) → 【 お...

マンション防災 04 エレベータ=運用―「みのるの備え日記」Blogger

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マンション防災 04 エレベータ=運用―「みのるの備え日記」Blogger 結論:地震後のEVは“点検完了まで基本使わない”。閉じ込め対策は「設備+運用」セット。 地震のあと、エレベーターが動いて見えても「安全」とは限りません。故障や停電で緊急停止し、閉じ込め被害に遭う可能性があるため、東京消防庁のマンション防災資料でも“点検が終わるまでは非常階段を利用”と整理されています。国土交通省でも、大地震時の閉じ込め防止を課題として検討を続け、対策の高度化(情報共有や仮復旧運転の要件整理など)を進めています。つまり、技術面の進歩はある一方で、現場では「閉じ込めは起こり得る」として運用で守る必要がある、ということです。 なぜ重要? 閉じ込めは、通報・救助の遅れで健康リスクを増やします。パニック、脱水、既往症の悪化など、時間が経つほど危険が上がる。また、EV停止は上層階の生活継続を直撃し、水の運搬・要配慮者の移動・物資配布の難易度を跳ね上げます。だからマンション側は「使う/使わないの判断」と「閉じ込めた場合の連絡」を、最初からセットで決めておく必要があります。 チェック3つ ① 「点検完了の掲示が出るまで使用しない」を館内ルール化する。テンプレ掲示を準備し、EV前とエントランスに貼れる状態にする。 ② 要配慮者の移動手段を決める(階段搬送・声かけ・一時待機場所など)。誰が支援するかまで決めておくと、当日の混乱が減ります。 ③ 閉じ込め時の連絡先を掲示する(管理会社/保守会社/緊急連絡)。閉じ込めた人がまず“どこに連絡するか”が決まっていると救助が早い。 よくある誤解 「地震時管制運転があるから大丈夫」→リスクがゼロになるわけではありません。最後の防波堤は運用(使わない判断と連絡手順)です。 香川県のマンション管理組合・防火(防災)管理者のみなさまへ マンションの防火防災は「何をやるか」より、 **どう回すか(掲示・ルール・訓練の段取り)**で止まりがちです。 【対応メニュー】 ※無料相談:状況確認・方向性の提案(オンライン/短時間) ※有料支援:訓練設計/掲示テンプレ整備/現地派遣サポート ※費用は規模・内容により見積(まず状況確認から) 【注意】 ※空き時間対応のため、急ぎ案件は難しいです(笑)ご了承ください。 ※実施に必要な届出・手続き等は管理側の責任の範囲で...

マンション防災 03 停電=断水―防災ブログ「みのるの備え日記」Blogger

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マンション防災 03 停電=断水―防災ブログ「みのるの備え日記」Blogger 結論:マンションは“停電=断水”になりやすい。給水方式と最低電源が要点。 マンションの水は「水道が来ている=蛇口が出る」とは限りません。多くの建物では受水槽や給水ポンプ、加圧装置などを通して各戸へ送水しており、停電するとポンプが止まって断水になるケースがあるためです。東京都の「東京とどまるマンション」でも、停電時に水の供給やエレベーターの運転に必要な最小限の電源確保、マニュアル・訓練・備蓄といった取組を促しています。裏返すと、停電で「水」と「移動」が止まりやすいのが、マンション防災の典型ということです。まずは“自分の建物の方式”を知ることから始めましょう。 なぜ重要? 水は飲むだけではありません。トイレ、手洗い、清拭、調理、体調管理…生活の基盤そのものです。断水が長引くと、衛生悪化とストレスで在宅避難が破綻しやすくなります。さらに上層階ほど運搬が重く、エレベーター停止とセットで難易度が跳ね上がる。だから「停電したらどうなるか」を前提に、給水の見通しと優先順位を決めておくことが、生活継続力を直撃します。 チェック3つ ① 給水方式を確認する(管理会社に聞く/設備図面を見る)。受水槽方式か直結か、ポンプが必要か。説明を1枚にまとめて掲示・共有すると全員が迷いません。 ② 最低電源で何を動かすか優先順位を決める。「水(給水ポンプ)」を優先するのか、「EV」を優先するのか、同時か交互か。電源容量は有限なので“欲張らない設計”が大事です。 ③ 飲料水と生活用水を分けて備える。飲料水は家庭備蓄で確保し、生活用水は配布・取り出し方法(受水槽から直接取り出す等)と配分ルールを決めておく。配れる仕組みがないと“備蓄があっても使えない”になります。 よくある誤解 「発電機があれば全部動く」→容量・燃料・運転できる人が揃って初めて機能します。優先順位がないと、結局どれも動かせません。 香川県のマンション管理組合・防火(防災)管理者のみなさまへ マンションの防火防災は「何をやるか」より、 **どう回すか(掲示・ルール・訓練の段取り)**で止まりがちです。 【対応メニュー】 ※無料相談:状況確認・方向性の提案(オンライン/短時間) ※有料支援:訓練設計/掲示テンプレ整備/現地派遣サポート ※費用は規模・内容により...

マンション防災 02 トイレは流すな―防災ブログ「みのるの備え日記」Blogger

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マンション防災 02 トイレは流すな―防災ブログ「みのるの備え日記」Blogger 結論:地震後は“断水だから流せない”だけじゃない。排水の安全確認まで流さない。 大地震の直後、マンションで一番早く生活を壊しに来るのが「トイレ」です。断水で流せないのはもちろんですが、より危険なのは“排水管が傷んでいるのに流してしまう”こと。共同住宅は縦の配管でつながっているため、上の階の住戸が気付かずに流すと、下の階で汚水があふれるおそれがあると注意されています。つまり、各戸が自己判断で動くと被害が広がるタイプの問題です。だからこそ、排水管の復旧・安全確認が取れるまで「流さない」を館内ルールとして徹底するのが、在宅避難を成立させる最短ルートになります。 なぜ重要? トイレ問題は“初動の生活崩壊”を起こしやすい。臭い・衛生・感染症リスクだけでなく、汚水あふれは清掃・片付けの負担を増やし、居住継続を難しくします。さらに、携帯トイレが足りない、使い方がわからない、保管方法が決まっていない…が重なると、ストレスが一気に上がります。トイレは「設備」ではなく「運用」で差が出る。だから平時に、備蓄とルールを一緒に作っておく価値が大きい。 チェック3つ ① 携帯トイレ(簡易トイレ)を最優先で備蓄する。まずは家族人数×3日を基準にし、余裕があれば1週間想定に伸ばす。凝固剤と袋、消臭袋もセットにする。 ② 「排水確認まで流さない」を掲示できるように、テンプレ文を事前に印刷して保管する。貼る場所(エントランス、EV前、各階)と担当者も決める。 ③ 管理側は、排水確認の担当・連絡先・手順を決めておく。管理会社、設備業者、行政の復旧情報(下水の復旧状況)をどこで確認するかも共有する。 よくある誤解 「水が出た=流してOK」→配管が傷んでいたらアウト。確認が先。マンションは“自分の家だけの問題”になりにくいので、ルールの一本化が重要です。 香川県のマンション管理組合・防火(防災)管理者のみなさまへ マンションの防火防災は「何をやるか」より、 **どう回すか(掲示・ルール・訓練の段取り)**で止まりがちです。 【対応メニュー】 ※無料相談:状況確認・方向性の提案(オンライン/短時間) ※有料支援:訓練設計/掲示テンプレ整備/現地派遣サポート ※費用は規模・内容により見積(まず状況確認から) 【注意】 ※空き時間...

マンション防災 01 在宅避難の前提―防災ブログ「みのるの備え日記」Blogger

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  マンション防災 01 在宅避難の前提―防災ブログ「みのるの備え日記」Blogger 結論:マンション防災は「避難所へ」より、まず“自宅で生活を続ける設計”が要。 集合住宅の居住者は、地震後も自宅に留まって生活を続ける(いわゆる在宅避難)ことが前提になりやすい。理由はシンプルで、公的な避難所の収容力には限界があり、被害が大きくなりやすい戸建て住宅の被災者が優先される現実があるから。だからマンション防災は「設備(ハード)+運用(ソフト)+共助」で“生活継続力”を上げるのが正攻法になる。建物が倒れないことと、生活が回ることは別問題で、地震後に止まるのは「水・電気・移動・情報」といった日常インフラだ。まずは「家に残る人が出る」前提で、誰が何を判断し、どう周知するかまで決めておく。 なぜ重要? マンションは停電・断水・エレベーター停止が同時に起きやすく、生活の質が一気に落ちる。さらに排水不全や情報不全(連絡が取れない、掲示がない)も重なると、同じ建物に住んでいても“困り方”が世帯ごとにバラバラになる。救急や消防の到着が遅れる想定では、住民が最初の数時間〜数日を回す必要がある。国も在宅避難者への支援を重要テーマとして整理しており、自治体・地域・住民側の準備が欠かせない。 チェック3つ ① 家族/世帯の「72時間の生活」を想定(特にトイレ・水・情報)。飲料水だけでなく、生活用水・携帯トイレ・充電手段まで“使える形”で揃える。 ② 管理組合は“ルール”を決めて掲示(排水確認まで流さない、EVは点検まで使わない、物資配布の順番など)。ルールは文章で残し、誰が貼るかも決める。 ③ 近隣と顔がわかる状態を作る(安否確認の速度が変わる)。とくに要配慮者がいる住戸は、声かけの手順だけでも共有しておくと初動が早い。 よくある誤解 「耐震だから大丈夫」→安全=生活継続ではない。耐震でも、停電・断水・EV停止で生活は止まる。だから“在宅避難ができる条件”を平時に整えるのが、マンション防災の最短ルート。 香川県のマンション管理組合・防火(防災)管理者のみなさまへ マンションの防火防災は「何をやるか」より、 **どう回すか(掲示・ルール・訓練の段取り)**で止まりがちです。 【対応メニュー】 ※無料相談:状況確認・方向性の提案(オンライン/短時間) ※有料支援:訓練設計/掲示テンプレ整備/...

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